みなさんの読書をサポートするため、
スタッフが特にお勧めの原書を選んで、
作品を面白く読めるような情報とグロッサリー(語句説明)を提供していきます。
「ひとりで読み進められるかな?」と不安な方、
一緒に原書にチャレンジしましょう!

第1回目
★Click, Clack, Moo: Cows that Type
by Doreen Cronin
 


2000年発行( Simon & Schuster社)
26p/$15.00
genre: comedy, nonsense
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まずはInformationだけを読んで、直接作品を読んでみましょう。一回全体を読み通したあと、どうしても分からない言葉があった場合には、Glossaryからその単語を調べてみて下さい。

Information
【あらすじ】
ブラウンさんの牧場の牛たちがタイプライターを手に入れたからさあ大変! 動物たちとブラウンさんの熾烈な交渉が始まる!

【作品背景】
アメリカの絵本にはfarm(牧場)をテーマにしたものが実に多いように思います。シカゴやニューヨークの大都市のイメージがあるアメリカですが、それはほんの一部。ほとんどの人は子供の時、身近にこういうfarmを経験しています。

【作品解説】
この本の作者はこれがデビュー作のなんと弁護士さんです。法律的な基礎知識を巧みに絵本の中に忍び込ませているのもうなずけます。米国で毎年最高の絵本に与えられるCaldecott Honorの昨年の受賞作でもあります。

【これを読み終わったら】
アメリカの絵本では動物の鳴き声や擬音を使った音遊びはよく見られます。この話を読んでアメリカ人が誰しも思い出す歌があるのですが、この本の作者もこの歌の影響を受けて書いたのかしれません。OLD MCDONALD'S FARMという歌です。こちらで歌詞が読め、音楽が聴けます。


実際に読んでみましたか?
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